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外壁塗装について

外壁塗装の付帯部はどこ?付帯部塗装の必要性と注意点

外壁塗装の付帯部はどこ?付帯部塗装の必要性と注意点

屋根・外壁塗装の際に、一緒に塗り替えをすることの多い「付帯部」。
一言で付帯部といってもさまざまあるので、「付帯部が家屋のどの部分を指すのか分からない…。」という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、神奈川県横浜市・川崎市で外壁屋根塗装を手がける「浜翔ペイント」が「屋根・外壁塗装でよく施工する付帯部」について詳しく解説しました。

付帯部塗装の価格相場や、施工をする際の注意点についても説明しています。
最後に、浜翔ペイントが手掛ける施工事例もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

外壁塗装の付帯部とは?

付帯部の名称

外壁塗装の見積もり書にもよく記載されている「付帯部」とは、雨樋や幕板など、屋根や外壁以外の細かな部分のことを指します。

読み方は「ふたいぶ」です。

 

付帯部は外壁や屋根に比べて目立ちにくい場所ですが、経年劣化で傷みが生じるため、定期的なメンテナンスを施す必要があります。

「付帯部」の代表的な箇所

付帯部と称される箇所は、メジャーな雨樋をはじめ、幕板、シャッター、エアコンカバーなど実にさまざまです。

 

ここでは、屋根・外壁塗装の際に特に一緒にメンテナンスをすることの多い、代表的な箇所をご紹介します。

雨樋

雨樋

雨樋」は、雨が降った時に、屋根に流れる雨を受け止めて、適切な場所に排水させる役割があります。

この雨樋がないと雨水が外壁や基礎に容赦なく降り注ぐため、家屋にとっては大ダメージです。

 

そんな重要な役割を果たす雨樋ですが、雨を大量に受け止めることから、劣化しやすい場所でもあります。

雨樋は通常、屋根や外壁に沿って付けられているため、傷んでいると目立ちやすく美観を損なう原因に。

 

雨樋自体の寿命は20〜25年とされています。

定期的にメンテナンスすることでより長く使えるようになることもあるので、ぜひ外壁塗装と一緒に塗り替えをしてください。

 

また、葉っぱや木の枝が詰まっていたり、積雪による重みで歪んでしまっている場合は、その都度補修や交換といった適切な処置を施します。

幕板

幕板

幕板」は、家屋の1〜2階の境目部分を隠すために取り付けられている、横長の板のことを指します。

幕板は、上面に雨水が溜まるため、塗装が剥がれやすい箇所です。

 

家屋の中央部分に配置されている幕板が色褪せや変色を起こしていると悪目立ちしてしまうため、外壁塗装の際に同時に塗り替えを施すのが一般的。

劣化が進行すると雨漏りの原因になるため、しっかりとメンテナンスをしましょう。

軒天

軒天

軒天」は、外壁から伸びた屋根の裏側のことで、ベランダやバルコニーの裏側もこれに当たります。

業者によっては、「軒裏」と呼ぶ場合も。

 

軒天は、遠くからは見えづらい箇所ですが、近くに行くとよく目に入る場所です。

塗装が剥がれていたりカビが生えていたりすると分かりやすいので、よく付帯部塗装の対象になります。

破風

破風

破風」は、雨樋がついていない、屋根の両端にあたる部分のことです。

横殴りの雨が屋根の内部に侵入するのを防ぎます

また、火災が発生した際に、炎が屋根に入り込んで家屋全体に広がるのを防止する役割も。

 

雨樋がついている面の「鼻隠し」も、同じタイミングでメンテナンスをするのが普通です。

 

破風と鼻隠しは、屋根塗装と同様、紫外線や風雨の影響を受けやすい場所です。

色褪せや塗膜の剥がれが発生しやすく、劣化を放置していると雨漏りに繋がる場合があります

こちらも、業者による定期メンテナンスを受けるようにしましょう。

シャッター

シャッター」や、シャッターを収納するための「シャッターボックス」も、屋根・外壁塗装のタイミングで手入れをすることが多い箇所です。

 

サビが発生しやすい場所ではありますが、再塗装で十分綺麗できます。

雨戸

雨戸」は、ガラス窓の外側に設置する板戸のことで、シャッターや引き戸などさまざまな種類があります。

台風が発生した際に窓ガラスを飛来物から守るだけでなく、二重構造になることで防寒対策になるというメリットも。

 

雨戸も、屋根や外壁と同じく、紫外線や風雨の影響を受けやすい箇所です。

サビが発生すると、防水性が低下し外観を損ねてしまうので、劣化が気になったら業者にメンテナンスを依頼してください。

付帯部を外壁と一緒にメンテナンスする3つの理由

付帯部のメンテナンスを、屋根・外壁塗装と一緒に行った方が良い理由に、以下の3つがあります。

  1. 足場代の節約につながる
  2. 屋根・外壁塗装だけを行うと付帯部の劣化が目立つ
  3. 付帯部のメンテナンスを忘れないため

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

①足場代の節約につながる

屋根・外壁塗装のタイミングで付帯部塗装も行うことで、足場代を節約することが可能です。

 

軒天や破風など、高所にある付帯部を塗装する際は、足場を設置する必要があります。

屋根・外壁塗装においても必ず足場を仮設するため、一緒に付帯部塗装を行うことで1回分の足場代を浮かせられるのです。

 

足場代の相場は、一般的な30坪程度の住宅で15〜20万円ほどかかるとされています。

決して安い金額ではないので、付帯部塗装を後回しにせず、屋根・外壁塗装と一緒に済ませてしまうことをおすすめします。

 

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②屋根・外壁塗装だけを行うと付帯部の劣化が目立つ

屋根・外壁塗装だけを行い、付帯部の劣化を放置すると、傷んだ付帯部が目立ちやすくなってしまいます

 

せっかく外壁を新築同様に綺麗にしても、劣化した付帯部のせいで美観が損なわれるのはもったいないですよね。

 

全体のバランスを整えるためにも、屋根・外壁と一緒に付帯部塗装を行うことが大切です。

③付帯部のメンテナンスを忘れないため

付帯部は、屋根や外壁に比べて細かいため、劣化していても気が付きづらく放置してしまいがち。

屋根・外壁塗装と同じタイミングで付帯部もメンテナンスする」と決めておくことで、付帯部が長期間放置されるのを防ぐことができます

 

付帯部塗装の費用相場

付帯部塗装にかかる費用相場を、場所ごとに以下の表にまとめました。

 

施工箇所 価格の相場
雨樋 800〜1,800円/m2
幕板 800〜1,500円/m2
軒天 800〜1,800円/m2
破風 650〜1,400円/m2
シャッター 1,500〜4,000円/m2
雨戸 2,000〜5,000円/枚

 

施工価格は使用する塗料によって大きく変わってくるため、あくまで目安と捉えるようにしてください。

 

 

なお、塗装に使われる塗料には、以下のような種類があります。

 

種類 価格相場 耐用年数の目安
アクリル塗料 1,000〜1,800円/m2 3〜8年
ウレタン塗料 1,400〜2,500円/m2 5〜10年
シリコン塗料 1,800〜3,500円/m2 10年前後
ラジカル塗料 2,200〜2,800円/m2 10〜15年
フッ素塗料 3,000〜5,000円/m2 15〜20年
無機塗料 5,000〜5,500円/m2 20〜30年

 

塗料を選ぶ際は、予算と擦り合わせながら、工事の担当者と相談するようにしてください。

既存塗料との相性や住環境に見合った性能の塗料を提案してもらうことで、塗装のモチが長くなります。

 

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付帯部の塗料を選ぶ際のポイント

付帯部に使用する塗料を選ぶ際は、「屋根・外壁に使用する塗料と耐用年数が同じくらいのものを選ぶ」ことが重要なポイントです。

 

同程度のグレードの塗料を選ぶことで、屋根・外壁と付帯部のメンテナンス周期を揃えることができます。

 

価格が安いからと付帯部だけ耐用年数の短い塗料を選んでしまうと、結局数年で付帯部だけをメンテナンスすることになり、工事費用が余計にかかってしまうことに。

長いスパンで見てお得になる塗料を選ぶことが、失敗を避けるコツです。

付帯部塗装の2つの注意点

付帯部塗装をする際は、以下の2点に気をつけましょう。

  1. 色を使いすぎない
  2. 見積書の内容をしっかりチェック

それぞれについて詳しくご説明します。

①色を使いすぎない

付帯部塗装の際に色をたくさん使いすぎると、遠くから家屋を見た時にごちゃごちゃとした印象になってしまいます。

 

付帯部だけ色を変えてアクセントをつけるのもオシャレですが、塗装に使用する色は多くても3色程度に抑えるのが無難です。

 

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②見積書の内容をしっかりチェック

見積書の作成を依頼したら、工事の内容をしっかり確認するようにしてください。

 

付帯部塗装に関しては、業者によっては「付帯部一式」とまとめて記載される場合があります。

しかし、付帯部のどの部分を施行するのかを明らかにしていないと、施行が終わってから「希望していた場所が施行されていない」というミスマッチが起きかねません。

 

付帯部に関する記載が曖昧な場合は、

  • どこを施行するか?
  • どの塗料を使用するか?

以上の2点を、施行が始まる前に業者とよく擦り合わせるようにしてください。

 

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付帯部塗装の施行事例

ここでは、当社「浜翔ペイント」が実際にお受けした付帯部塗装の事例を2つご紹介します。

①出窓・帯・雨樋・シャッター

1件目は、アパートの屋根・外壁塗装です。

出窓・幕板・雨樋・シャッター」の塗装を施しています。

 

付帯部塗装 出窓

付帯部塗装:出窓

 

付帯部塗装 帯

付帯部塗装:帯

 

ピンク色の外壁に対して付帯部を白色で塗装することでアクセントが加わり、建物全体がポップでおしゃれな雰囲気に仕上がっています。

②雨樋・シャッター

2件目は、一軒家の屋根・外壁塗装です。

雨樋・シャッター」の付帯部塗装も承りました。

 

付帯部塗装 樋

付帯部塗装:雨樋

 

付帯部塗装 シャッター

付帯部塗装:シャッター

 

ナチュラルなアイボリーの外壁に、雨樋を黒で塗装することで、全体が落ち着いたシックな印象になっています。

シャッターも再塗装することで、新品同様の雰囲気に生まれ変わりました。

まとめ

今回は、外壁塗装と一緒にメンテナンスすることの多い「付帯部」について取り上げました。

付帯部も、劣化を放置すると外観が悪くなるだけでなく、塗装の防水性が失われて屋根や外壁にダメージを与えかねません。

屋根・外壁塗装と同様に、定期的な修復を行いましょう

 

業者から見積もりを提出されたら、「付帯部のどの箇所を塗装するのかが明確に記載されているか」必ず確認するのがポイントです。

 

神奈川県横浜市・川崎市の屋根・外壁塗装専門店「浜翔ペイント」では、お客様のご希望に応じて、付帯部のメンテナンスもお受けしております!

経験豊富な自社スタッフが、施工箇所に合わせた最適な塗料をご提案いたしますよ。

ご不明点には丁寧にお答えいたしますので、些細なことでもぜひお気軽にご相談ください!

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