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屋根材のルーガとは?特徴とメリットデメリットを徹底解説!

屋根材のルーガとは?特徴とメリットデメリットを徹底解説!

ケイミュー株式会社が製造販売する「ルーガ(ROOGA)」は、軽量で耐久性に優れた、上質なセメント瓦です。
ルーガは2007年に発売が開始されました。
まだ販売から20年も経過しておらず、「ルーガにはあまり馴染みがない」という方も多いのではないでしょうか?

屋根リフォームは金額が大きいため、屋根材選びで失敗したくないですよね。
完成後に思った仕上がりにならなかったと後悔する前に、あらかじめ屋根材の特徴やメリット・デメリットを知っておくことが大切です。

そこで本記事では、神奈川県横浜市・川崎市で外壁屋根塗装を手がける「浜翔ペイント」が、「屋根材のルーガ(ROOGA)」について詳しく解説しました。

・ルーガの基礎知識
・ルーガのラインナップ
・ルーガのメリットとデメリット

屋根リフォームをお考えで、屋根材選びにお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてください!

屋根材ルーガ(ROOGA)の基礎知識

 

はじめに、ルーガの特徴についてお伝えしていきます。

屋根材のルーガ(ROOGA)とは

屋根材の「ルーガ(ROOGA)」は、ケイミュー株式会社が製造・販売している屋根材で、正式名称は「樹脂混入繊維補強セメント瓦」です。

 

見た目に重厚感があり、高級に見えるうえ、軽量で耐震性に優れているのが特徴。

また、非常に丈夫で割れにくい材質なので、台風の飛来物で屋根材が破損するリスクも少なくなっています。

 

色褪せにも強く、頻繁な塗装メンテナンスが不要なのも魅力です。

 

耐用年数の目安は、30年以上ともされています。

ルーガを取り扱える業者

ルーガは、ケイミュー株式会社主催の研修を受講し、「ROOGAショップ」として登録を受けた業者だけが取り扱うことができます

全ての業者が扱えるわけではないので注意してください。

 

ROOGAショップの認定を受けている業者は、以下のページから検索することが可能です。

 

▶︎ケイミュー株式会社「ROOGAショップ」

 

屋根材ルーガの製品ラインナップ

ルーガのデザインには、

  • 鉄平

の2種類があります。

 

材質は同じですが、デザインは大きく異なっており、どちらの種類を選ぶかで屋根全体の雰囲気がガラリと変わります

ぜひチェックしてみてください。

 

雅:和瓦のようなデザイン

 

」は、和瓦のように波打った、重厚感のあるデザインが特徴です。

雅で屋根を葺くと、和瓦で施工したような雰囲気に仕上がるため、昔ながらの和風建築が好きな方から人気を集めています。

 

和瓦の持つ伝統的な風合いは好きだけど、重量があるから耐震性が気になってしまう…という方には、ルーガの雅が大変おすすめです。

 

雅は、以下の6色展開となっています。

  • モダンブラック
  • モダンブラウン
  • モダングレー
  • モダンオレンジ
  • モダンレッド
  • モダンオーク

 

和風建築にはモダンブラックやモダングレーが定番ですが、モダンオレンジやモダンレッドなどの明るい色味を選べば、洋風建築にもよく合います。

 

鉄平:洋風で洗練されたデザイン

 

鉄平」は、雅とは対照的に、洋風な雰囲気のデザインが特徴です。

庭などに使用される天然の石を模したもので、高級感がありつつ洗練された印象に仕上がります。

 

雅に比べると平板な形をしているため、洋風建築との相性は抜群です。

ただ、こちらも6色展開とカラーバリエーションが豊富なので、落ち着いた色を選べば和風建築にもしっかりと馴染みます。

 

鉄平の色展開は以下のようになっています。

  • ストーンブラック
  • ストーンブラウン
  • ストーングリーン
  • ストーンオレンジ
  • ストーンオーク
  • ストーンシルバー

 

鉄平には、色味の明るい「ストーングリーン」が用意されているのが特徴です。

鮮やかで深みのあるグリーンは、周囲と調和しつつ個性も演出できるカラーとなっています。

 

太陽光パネル対応の製品も販売されている

ルーガからは、太陽光発電パネルの設置に対応した製品も、「雅」と「鉄平」から販売されています。

太陽光発電パネルを設置するための台座がついているため、しっかりと安定させることが可能です。

 

また、ビスの穴から水が入り込みにくい防水性があり、水捌けが良い形状をしているため、大雨が降っても屋根材に水が溜まる心配がありません

 

メーカー希望小売価格は、1枚2,431円となっています。

 

太陽光発電パネルの設置を検討されている方は、ぜひルーガの太陽光発電対応の製品をチェックしてみてください。

 

▶︎詳細はコチラ

ルーガのメンテナンス時期は?点検は必要?

 

ルーガは、設置から10年おきを目安に業者の点検を受けることが推奨されています

点検を受けた際に苔が生えていたり破損が生じていたら、必要に応じて洗浄や補修メンテナンスを受けるようにしてください。

 

塗装の塗り替え時期の目安は、30年です。

ただ、この数字はあくまでも目安に過ぎず、劣化の進行具合は住環境や雨の頻度などによって異なります。

 

30年間放置をしても良いと安心するのではなく、色褪せなどの劣化症状が見られた段階でまめに塗装メンテナンスを行うことは、ルーガを長持ちさせる秘訣です。

 

参考:ケイミュー株式会社「ROOGAのメンテナンス」

 

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屋根材ルーガの5つのメリット

屋根材ルーガ メリット

 

ここでは、屋根材ルーガのメリットを5つご紹介していきます。

①丈夫な作りで割れにくい

ルーガは、とにかく丈夫で少しの衝撃では割れない強さが魅力

和瓦やスレート瓦は、台風や強風で飛来物がぶつかると容易に割れてしまうことが弱点ですが、ルーガであれば台風のたびに怯える心配も少なくて済みます。

 

また、施工時にしっかりと釘を打ち込んで屋根に固定するため、強風で飛ばされる不安が少ないのもメリットです。

和瓦は強風でめくれやすく、落下すると割れて破片が飛散して二次災害が起こる可能性がありますが、ルーガではそのようなリスクも抑えられます。

 

また、水がしっかり流れる形状になっているため、屋根内部に雨水が侵入しづらく、下地が傷みにくいのも嬉しいポイントです。

 

②軽量で耐震性に優れている

ルーガは、和瓦と比較すると大変軽量で、約半分の重さしかありません

 

以下が、1坪あたりの重さの目安です。

 

  • 和瓦:約180kg/坪
  • ルーガ:約68 kg/坪

 

屋根材が軽量だと、屋根全体の重量も軽くなるため、重心が低くなり、地震が発生しても揺れが小さくなります

 

金属屋根材と比較するとルーガは重たくなりますが、耐震性を上げるために和瓦からルーガに変更するのは大変有効です。

 

また、ルーガはビスで1枚1枚固定します。

地震が起きても和瓦のように落下する可能性が低いのも魅力です。

 

③デザイン性が優れている

ルーガは、和風の「」と洋風の「鉄平」の2つのラインナップからデザインを選ぶことができます

特に、雅は和瓦と見比べても見劣りがしないほど意匠性が再現されており、昔ながらの瓦の雰囲気が好きな方に人気です。

 

カラーバリエーションは6色ずつ用意されているので、

  • シックな見た目が好きな方→ブラックやグレーなど
  • ポップで明るい印象が好きな方→オレンジやオークなど

というように、好みの印象に合った色を選ぶことができます。

 

「おしゃれな見た目にイメージチェンジしたい」という方にも、ルーガは大変おすすめです。

 

④美しさが長持ちする

ルーガは、株式会社ケイミューが独自に開発した「グラッサコート」技術を塗装に使用しています。

色褪せの原因となる紫外線からの影響に強いため、施工当初の光沢や発色が長続きするのも魅力の1つ

 

株式会社ケイミューが行った試験で、30年経過しても色褪せが少ないことも立証されています。

 

⑤遮熱性に優れている

ルーガは、遮熱性に優れている点もメリットの1つです。

 

ルーガは、平らで薄いスレート瓦と違って、厚みのあるデザインになっています。

そのため、下地と屋根材の間に適度な隙間が保たれます。

その隙間が断熱層となり、屋根の遮熱性を高めてくれるのです。

 

屋根裏が暑くなりにくいので、エアコン代の節約効果も期待できます。

 

また、遮熱性に特化した下地材「遮熱ノアガードII」も同社から販売されているため、ダブルで使用することでより高い遮熱効果が期待できるでしょう。

 

屋根材の下に空間があることで防音効果も得られるため、金属屋根材の雨音の響きが気になる方にももってこいの屋根材です。

 

屋根材ルーガの3つのデメリット

屋根材ルーガ デメリット

 

丈夫でデザイン性が高く耐震性にも優れているなど、魅力満載のルーガですが、事前に知っておきたいデメリットもいくつか存在します。

 

こちらもぜひあわせてチェックしてください。

 

①本体代が高め

ルーガは性能が良い分、本体代が高めに設定されています。

そのため、どうしても施工費用が高くなりがちです。

 

メーカーの希望小売価格を、カラーベストとルーガで比較しました。

 

  • カラーベスト:891円/1枚(税込)
  • ルーガ:1,034円/1枚税込

 

1枚あたり、143円高いことが分かります。

 

スレート瓦による葺き替え工事で100万円かかった場合、ルーガだと160万円前後必要になると考えてください。

 

ただ、施工費用は高くつくものの、色褪せに強く塗り替え塗装の回数が減らせることから、長い目で見るとルーガのコストパフォーマンスはそこまで悪くありません

 

②製品保証が付くのは新築物件のみ

ルーガの「製品保証」が付くのは新築物件に限られており、リフォームは対象外なので注意が必要です。

 

ルーガの製品保証は、製品の不具合で雨漏りが起こった場合に補修費用や製品の無償提供が約束されるもので、期間は10年間となっています。

 

ただ、ルーガの安定した品質が保たれるには、設計や施工の基準をクリアしていることが条件とされています。

築年数が経過している家屋では、思わぬところに劣化が生じている可能性があるため、ルーガの製品保証が付かなくなってしまうのです。

 

リフォームでの利用を考えている方は、製品保証が付かないリスクを踏まえた上で検討するようにしてください。

 

③施工可能エリアが限定されている

ルーガは、施工可能エリアが限られている点もデメリットの1つです。

 

年間の平均最深積雪量が100cm以上の地域では基本的に施工することはできません

 

北海道全域や、青森県・秋田県・山形県など、東北地方の一部地域では施工できないので注意してください。

 

お住まいの地域がルーガの施工可能エリアか気になる方は、株式会社ケイミューのお問い合わせページから質問することが可能です。

 

▶︎株式会社ケイミュー「問い合わせページ」

まとめ

 

今回は、ケイミュー株式会社が製造販売する屋根材「ルーガ(ROOGA)」について詳しくお伝えしました。

 

ルーガには、以下のような特徴がありました。

  1. 丈夫で割れにくい
  2. 耐震性に優れている
  3. おしゃれなデザイン
  4. 美しさが長持ちする
  5. 遮熱性に優れている

メリットが豊富な一方、製品保証がつくのは新築物件のみだったり、施工不可能が地域があったりと、一部デメリットも存在します。

お住まいの地域で施工が可能かどうか知りたい方は、ケイミュー株式会社の問い合わせ窓口から尋ねるようにしてください。

 

 

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