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「屋根塗装は意味ない」と言われる真実を徹底解説

「屋根塗装は意味ない」と言われる真実を徹底解説

インターネットで屋根塗装について検索すると、「屋根塗装には意味がない」というフレーズを目にすることがあります。

屋根材の多くは塗装によって防水性や耐久性を保っているため、実際は、必要に応じた塗り替え塗装が必要不可欠。
屋根塗装が必要なケースとそうでないケースを知り、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが大切です。

今回は、神奈川県横浜市・川崎市で屋根・外壁塗装を手掛ける「浜翔ペイント」が、「屋根塗装は意味ないと言われる真実」について解説しました。

・屋根塗装は意味ないと言われる理由
・屋根塗装ではまかないきれない場合のリフォーム方法
・屋根塗装が必要な屋根材

などをご紹介しています。

注意してほしい屋根の劣化症状もご紹介しているので、屋根を塗装するべきかどうかで悩んでいる方は、ぜひ本記事をチェックしてください。

屋根塗装は意味ないと言われる理由は?

屋根塗装が意味ないと言われる理由

 

はじめに、「屋根塗装に意味はない」と言われる代表的な理由をご紹介します。

①すでに劣化が大きく進行している

屋根材や屋根の内部の劣化がすでにかなり進行している場合、塗装メンテナンスではまかないきれません

 

屋根材が傷んで雨水が入り込み、土台となる防水シートや野地板が腐食していたら、屋根そのものを修繕する必要があります、

また、雨漏りが発生している場合も、屋根塗装を施したところで症状が改善されることはないので注意してください。

 

屋根材がすでに寿命を迎えている場合は、屋根塗装をするのではなく、屋根全体をリフォームする必要があります。

スレート瓦の寿命が20〜30年、ガルバリウム鋼板などの金属屋根材で30〜40年ほどとされているので、リフォーム時期を検討する際の参考にしてください。

 

屋根の状態が気になる方は、業者の点検を受け、塗装が必要かどうかプロの目線で判断してもらうことをおすすめします。

 

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②新築からまだ間もない

新築後10年以内など、出来上がってからまだあまり時間が経過していない家屋の場合は、屋根塗装をする必要はありません

 

ただ、住環境や自然災害の有無によっても、劣化の進行スピードは変わってきます。

塩害地域や、紫外線の強い地域などでは、特に屋根の劣化が進みやすい傾向です。

 

10年前後を目安に業者の定期点検を受け、必要に応じたメンテナンスを行うようにしてください。

③屋根塗装が不要な屋根材を使用している

以下のような屋根材には、屋根塗装を施す必要がありません。

  • 和瓦
  • 1998〜20008年製のスレート瓦

それぞれについて説明していきます。

和瓦

和瓦は、基本的に屋根塗装が不要です。

 

粘土を高温で焼き上げて作る和瓦は、表面が陶器のようにスベスベしており、大変丈夫な作りになっています。

塗装無しでも一時防水としての機能を十分果たすため、塗装をしても意味がないといえるでしょう。

 

イメージチェンジを目的とした和瓦の塗装も不可能ではありませんが、塗膜が経年で色褪せると汚く見えてしまうものです。

和瓦は、自然な風合いの変化が楽しめる屋根材でもあるため、屋根塗装を施すことはあまりおすすめできません。

 

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1998〜2008年製のスレート瓦

1998〜2008年の間に製造されたスレート瓦は、非常にもろい構造になっているため、塗装メンテナンスをしても意味がありません

薄い板を重ね合わせた構造で、層の間に水が入り込みやすく、塗装をしても耐久性が戻ることはないためです。

 

屋根塗装をすることで、さらに傷みが生じるリスクもあるため、業者から塗装メンテナンスを提案することはまずありません。

この時期に作られたスレート瓦を使用している場合は、塗り替え塗装ではなく、カバー工法か葺き替え工法といったリフォームによる対応となります。

屋根塗装の意味がない場合のリフォーム方法

 

屋根そのものの傷みが理由で屋根塗装ができない場合は、「葺き替え工法」か「カバー工法」による屋根リフォームを行います。

 

それぞれの特徴を分かりやすくまとめました。

葺き替え工法:屋根を丸ごと一新する

葺き替え工法」は、古い屋根材をすべて取払い、下に敷いてある防水シートを新品のものと取り替えます

この時、防水シートの土台となる野地板に傷みがあれば、同時に修繕します。

 

屋根全体を新しくすることができるため、元々の耐久性を取り戻すことが可能です。

 

費用は100〜250万円ほどと少し割高ではありますが、屋根で発生した雨漏りも抜本的に修理できます。

 

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カバー工法:既存屋根材の上に新しい屋根材を葺く

カバー工法」は、その名の通り、既存屋根材の上から新しい屋根材でカバーするやり方です。

古い屋根材の上に新しい防水シートを敷き、スレート瓦や金属屋根材などの軽量な屋根材を新たに葺きます。

 

葺き替え工法と違って、野地板の補修や屋根材の撤去といった手間が発生しないので、費用相場も60〜150万円と安価なのがメリット。

 

ただ、カバー工法を行うと家屋全体の重量が増してしまうため、重たい瓦屋根をカバー工法でリフォームすることはできません。

 

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屋根塗装が必要不可欠な屋根材

 

以下のような屋根材には、定期的な屋根塗装が必須です。

  • カラーベストやコロニアルなどのスレート瓦
  • モニエル瓦
  • トタンやガルバリウム鋼板などの金属屋根材

セメントを主成分とするスレート瓦やモニエル瓦には、屋根材そのものに防水性能はなく、表面に塗装を施すことで耐久性が維持されています。

塗装は、紫外線などの影響を受けて経年劣化を起こすものなので、劣化症状が現れたら塗装によるメンテナンスが必要です。

 

また、金属屋根材は、傷や経年劣化による錆が発生しやすい素材となっています。

錆が発生すると、屋根材の耐久性が低下するだけでなく、美観も損ねてしまうので、定期的な塗装メンテナンスを行いましょう。

 

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屋根塗装をするタイミングは?

 

屋根塗装は、新築後10年前後で行うのが一般的です。

その次に行うメンテナンスの時期は、塗り替え塗装に使用した塗料や劣化の進行具合によって変わってきます。

 

以下に、塗料の種類別の耐用年数の目安をまとめました。

 

ウレタン塗料 5〜10年
シリコン塗料 10年前後
フッ素塗料 15〜20年
無機塗料 20〜30年

 

年数にこだわるのではなく、屋根の色褪せや苔の発生などの劣化が気になった時点で、メンテナンスの必要性を業者に聞いてみるのが確実です。

 

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注意するべき屋根の劣化症状

注意するべき屋根の劣化症状

 

ここからは、注意してほしい屋根の劣化症状をご紹介します。

①チョーキング現象

チョーキング現象」は、塗料が紫外線や風雨からの刺激で分解されて、白い粉のようなものが吹き出る現象のこと。

 

劣化の初期症状といわれており、放置をしていると屋根全体が色褪せていきます。

屋根の艶が失われて、色褪せが気になるようになったら、屋根塗装を検討し始める合図です。

 

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②塗膜の剥がれ

屋根材の劣化が進行すると、「塗膜の剥がれ」が生じます。

 

塗膜が剥がれた部分は防水性が保たれなくなるため、下に敷いてある防水シートに傷みが生じやすくなります

 

塗膜が剥がれているのを見つけたら、なるべく早く業者に塗り替え塗装を依頼してください。

③屋根材のひび割れ

屋根材に「ひび割れ」が発生している場合も要注意です。

 

スレートなどのセメント瓦によく見られる症状で、水分を吸収した屋根材が、膨張と乾燥を繰り返すことによってひび割れが生じます。

塗装が劣化して、防水性が低下している何よりの証拠です。

 

ひび割れができていると、破損箇所から雨水が入り込みやすくなります。

放置をすると屋根内部が腐食して、雨漏りに発展することも。

 

塗装の劣化だけでなく、飛来物がぶつかった衝撃でひび割れが入る場合もあります。

台風などの災害が発生した後は、念の為プロに屋根を点検してもらうことをおすすめします。

④屋根材のそり返し

屋根材の「そり返し」も、薄い形状のスレート瓦でよく見られます。

 

ひび割れと同様、防水性能の低下したスレート瓦が膨張・乾燥をすることで起こる症状です。

 

スレート瓦がそり返ると、隙間から雨水が侵入するため、雨漏りの発生リスクが高くなってしまいます

屋根材のそり返しや浮きが気になったら、早めに修理を依頼しましょう。

⑤コケ・藻の発生

屋根材に「コケ・藻」が発生していたら、塗装が劣化している証拠です。

特に、スレート瓦やモニエル瓦でよく見られる症状で、塗装が取れて素地があらわになった箇所に汚れがたまることで生じます

 

コケや藻が広範囲に発生すると、雨水の流れが悪くなり、防水性がさらに低下することに。

見た目も悪くなるので、コケや藻が気になったら業者に相談するようにしてください。

 

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屋根塗装の費用相場

 

屋根塗装は、足場代込みで40〜80万円ほどかかるのが一般的です。

ただ、使用する塗料のグレードによって、施工価格は大きく変わってきます。

 

以下に、塗料ごとの単価の目安をまとめました。

 

ウレタン塗料 1,400〜2,500円/m2 5〜10年
シリコン塗料 1,800〜3,500円/m2 10年前後
フッ素塗料 3,000〜5,000円/m2 15〜20年
無機塗料 5,000〜5,500円/m2 20〜30年

 

塗料の単価だけを見ると、ウレタン塗料が安価でお得に感じられます。

しかし、耐用年数が10年以内と短く、すぐに次の塗装時期が来てしまうため、長い目で見るとコストパフォーマンスは良くありません。

 

屋根は、紫外線の影響を受けやすく、外壁よりも劣化スピードが早いという特徴があります。

フッ素塗料や無機塗料は単価こそ高いものの、耐久性が高いため、メンテナンスの回数を減らすことが可能です。

 

塗料を選ぶ際は、価格と耐用年数のバランスを考えながら選択するようにしてください。

 

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まとめ

 

今回は、「屋根塗装は意味ないと言われる真実」について詳しくお伝えしました。

屋根塗装に意味がないと言われる理由には、以下のようなものがありました。

  1. 屋根そのものが傷んでいて塗装メンテナンスではまかないきれない
  2. 新築後、時間がそれほど経っていない
  3. 塗装不要な和瓦や、脆弱な1998〜2008年のスレート瓦を使用している

スレート瓦やモニエル瓦、金属屋根材など、表面に塗装が施されているものは、基本的に屋根塗装が必要です。

屋根塗装をすることで、美しさが蘇るだけでなく、防水性や耐久性を復活させることができます。

屋根内部の腐食や雨漏りのリスクを減らすことができるので、大切な家屋を守るためにも定期的に塗装メンテナンスを行うようにしてください。

 

 

 

神奈川県横浜市・川崎市の屋根・外壁塗装なら、ぜひ浜翔ペイントにご相談ください。

現場調査をしっかりと行ない、屋根の状態やご希望の予算に沿った、最適な塗料をご提案いたします。

お見積もりは無料となっておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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