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外壁塗装について
【坪数別】外壁塗装の費用相場ガイド|後悔しないための全知識

こんにちは!浜翔ペイントです。
浜翔ペイントは、神奈川県横浜市と川崎市を中心に、外壁や屋根の塗装、工事、雨漏り修理などを行っております。
「そろそろ我が家も外壁塗装を考えなきゃな…」
「見た目が古くなってきたし、ひび割れも気になる…」
外壁塗装をご検討されるきっかけは様々だと思います。
築10年、15年と時が経つにつれて、大切なお住まいにも少しずつ変化が現れてきますよね。
紫外線や雨風に日々さらされている外壁は、家全体を守る重要な役割を担っています。
そして、いざ外壁塗装を考え始めると、多くの方が一番気になるのが、やっぱり「費用」のことではないでしょうか?
そこで今回は、私たち塗装のプロの視点から、2025年最新版として、気になる外壁塗装の費用相場を
坪数別に分かりやすく解説します!
さらに、費用が決まる仕組み(内訳)や、価格が変わる要因、そして賢く費用を抑えるコツまで、
皆さんが後悔しない外壁塗装を実現するための情報をギュッと詰め込みました。
【坪数別】外壁塗装の費用相場
まず皆さんが一番知りたいであろう、坪数ごとの費用相場から見ていきましょう。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。
建物の形や劣化具合、使う塗料によって金額は変動しますので、
「我が家の場合はこれくらいかな?」という参考程度に捉えてくださいね。
【坪数別・外壁塗装の費用相場(2025年 目安)】
坪数 | 塗装する壁の面積 | 外壁塗装の費用相場 (シリコン塗料を使った場合) |
20坪 | 約70~90㎡ | 40万円 ~ 90万円 |
30坪 | 約100~130㎡ | 60万円 ~ 100万円 |
40坪 | 約130~170㎡ | 80万円 ~ 130万円 |
50坪 | 約170~210㎡ | 100万円 ~ 160万円 |
60坪 | 約210~250㎡ | 120万円 ~ 200万円 |
※大切な注意点
- この表は、一般的な2階建て住宅で、足場を組んで、高圧洗浄して、
下地を整えて、シリコン系の塗料で外壁を塗った場合のおおよその目安です。 - 屋根の塗装は含まれていません。もし屋根も一緒に、となると費用は変わってきます。
- 建物の形、窓の多さ、劣化の具合などで実際の塗装面積や作業内容は変わるので、
金額も上下します。
この表は、「うちの大体の費用感を知りたいな」という時に役立つと思います。
そして、実際に業者さんから見積もりを取った時に、この表の金額と比べて「あれ、すごく安い(または高い)けど、どうしてだろう?」と疑問を持つきっかけにしてみてください。
その理由を業者さんにしっかり聞いて、内容や使う材料、作業工程などをきちんと理解し、
「なるほど、だからこの金額なんだな」と心から納得できた上で契約することが、
後悔しない外壁塗装の第一歩ですよ!
ですから、この相場はあくまで「ざっくりとした目安」として捉えていただき、
正確な費用を知るためには、必ず専門業者に見積もりを依頼することが大切です。
私たちのようなプロが実際にお住まいを拝見し、状態を確認した上で、
詳細な見積もりを作成させていただきます。
外壁塗装費用の「内訳」 何にいくらかかるの?
見積もりを取っても、「足場代」「下地処理費」「塗料代」…色々な項目があって、
何にどれくらい費用がかかっているのか分かりにくい、というお声もよくいただきます。
そこで、外壁塗装費用の主な内訳と、それぞれの役割について簡単にご説明しますね。
一般的な費用内訳の割合は、おおよそ以下のようになります。
◆足場代(費用の約20%)
安全かつ効率的に作業を進めるために不可欠なのが足場です。
職人の安全を守るだけでなく、丁寧な作業や、
塗料の飛散を防ぐためのメッシュシートを張るためにも必要です。
「足場代って結構高いな…」と感じるかもしれませんが、
質の高い塗装のためには絶対に省略できない費用です。
家の周りをぐるっと囲むので、それなりの費用がかかります。
◆塗装費(材料費+人件費)(費用の約50%)
これが塗装工事のメインの部分です。
「材料費」は使用する塗料の費用、「人件費」は職人さんの手間代(工賃)です。
一般的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」と3回塗りを基本としており、
それぞれの工程で塗料と手間がかかります。
使用する塗料のグレードによって、材料費は大きく変動します。
◆下地処理・補修費(費用の約15%)
高圧洗浄で汚れを落としたり、ひび割れ(クラック)を補修したり、
古い塗膜の剥がれ(ケレン)を処理したりする費用です。
ここは塗装の仕上がりと耐久性を左右するとても重要な工程です。
女性のお化粧で例えるなら、スキンケアのようなもの。
ここを疎かにすると、どんなに高級な塗料を使っても、すぐに剥がれたり膨れたりする原因になります。
建物の劣化状況によって、この費用は変動します。
◆高圧洗浄費(費用の約5%)
塗装前に、外壁に付着した汚れやコケ、古い塗膜などを高圧の水で洗い流す作業です。
これをしっかり行わないと、新しい塗料がうまく密着しません。
◆諸経費(費用の約10%)
現場管理費、廃材処理費、近隣への挨拶回り、事務手数料などが含まれます。
会社によっては「その他」や各項目に振り分けられている場合もあります。
このように、外壁塗装の費用は、単にペンキを塗る代金だけではないことがお分かりいただけたかと思います。
それぞれの工程に意味があり、費用がかかっているのです。
外壁塗装の費用が変わる5つの要因
「同じくらいの坪数なのに、隣の家と見積もり額が全然違うのはなぜ?」
「業者によって金額がバラバラなのはどうして?」
これも、お客様からよくいただく質問です。
外壁塗装の費用は、主に以下の5つの要因によって変動します。
◆建物の形状や劣化状況
シンプルな四角い家よりも、凹凸が多い複雑な形状の家の方が、
手間がかかるため費用は高くなります。
また、ひび割れが多い、外壁材の反りが見られるなど、
劣化が進んでいて補修箇所が多い場合も、下地処理に時間と費用がかかります。
◆使用する塗料の種類(グレード)
塗料には様々な種類があり、価格も耐久性も異なります。
一般的に、耐久性が高い塗料ほど価格も高くなります。
どの塗料を選ぶかで、総額は大きく変わってきます。(詳しくは後述します)
◆付帯部の塗装範囲
外壁塗装と同時に、雨樋(あまどい)、軒天(のきてん:屋根の裏側)、
破風板(はふいた:屋根の側面)、雨戸、シャッターボックスなどを塗装することが一般的です。
これらの「付帯部」と呼ばれる箇所をどこまで塗装するかによって、費用は変わります。
◆立地条件や周辺環境
隣家との距離が近い、道が狭くて資材の搬入が大変、といった立地条件の場合、
足場の設置や作業に通常より手間がかかるため、費用が上乗せされることがあります。
◆依頼する業者の違い
大手ハウスメーカーやリフォーム会社は、ブランド力や保証の手厚さがある一方、
下請け業者に工事を依頼することが多く、中間マージンが発生するため費用が高くなる傾向があります。
私たちのような自社で職人を抱えている塗装専門店は、適正価格で質の高い工事を提供しやすいと言えます。
これらの要因が複合的に絡み合って、最終的な見積もり金額が決まります。
【塗料別】費用と耐久年数の目安
外壁塗装の費用と、その後の持ち(耐久性)に大きく関わるのが「塗料選び」です。
どんな塗料を選ぶかで、次の塗り替え時期も変わってきます。
代表的な塗料の種類と、それぞれの費用感、耐久年数の目安を見てみましょう。
塗料の種類 | 耐久年数 (目安) |
費用相場 (シリコンを100とした場合) |
特徴 |
アクリル | 5〜8年 | 70〜80 | 安価だが耐久性が低い。 現在はあまり使われない。 |
ウレタン | 8〜10年 | 90〜100 | 密着性・柔軟性が良い。 付帯部など細かい箇所に使われることも。 |
シリコン | 10〜15年 | 100 (基準) | 最も一般的で人気。 価格と耐久性のバランスが良い。 |
ラジカル | 12〜16年 | 110〜120 | シリコンの弱点を克服。 汚れにくく、チョーキングしにくい。 |
フッ素 | 15〜20年 | 130〜150 | 耐久性が非常に高い。 初期費用は高いが、塗り替え回数を減らせる。 |
無機 | 20年〜 | 150〜180 | 最高クラスの耐久性・低汚染性。 非常に高価。 |
※費用相場はあくまで目安です。メーカーや製品によって価格は異なります。
どの塗料を選ぶべきか?
これは、お客様のご予算や、どれくらいの期間、今の家に住み続ける予定か、
どのような性能(汚れにくさ、遮熱性など)を求めるかによって変わってきます。
- コストパフォーマンス重視なら → シリコン塗料
- 少しでも長持ちさせたい、汚れにくさも欲しいなら → ラジカル塗料
- 初期費用はかかっても、長期的に見てお得にしたいなら → フッ素塗料
私たちプロは、お客様のご要望や建物の状況に合わせて、
最適な塗料プランをご提案させていただきますので、お気軽にご相談くださいね。
費用を安く抑える5つのコツ
「できるだけ費用は抑えたい!」というのは、皆さん共通の思いですよね。
ただし、安さだけを追求するのは禁物です。
品質を落としてしまっては元も子もありません。ここでは、品質を維持しつつ、賢く費用を抑えるためのコツをご紹介します。
①複数の信頼できる業者から相見積もりを取る
これが一番重要です。
1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか判断できません。
必ず2〜3社から見積もりを取り、工事内容と金額を比較検討しましょう。
ただし、単に一番安い業者を選ぶのではなく、見積もり内容が詳細か、担当者の対応は誠実か、なども含めて判断することが大切です。
②自社施工の塗装専門店に依頼する
先ほども触れましたが、自社で職人を抱えている会社は、
下請け業者へのマージンが発生しないため、適正価格で質の高い工事が期待できます。
ホームページなどで施工実績や会社の体制を確認してみましょう。
③助成金・補助金制度を活用する
お住まいの自治体によっては、外壁塗装(特に遮熱・断熱塗装など)に対して
助成金や補助金が出る場合があります。
年度や時期によって制度は変わるので、「〇〇市 外壁塗装 助成金」などで検索したり、
自治体の窓口に問い合わせてみましょう。
申請手続きが必要ですが、活用できれば大きな節約になります。
④火災保険が適用できるか確認する
台風や突風、雪、雹(ひょう)などの自然災害によって外壁や屋根が破損した場合、
火災保険(※契約内容によります)を使って修理費用の一部または全部が
カバーできる可能性があります。
心当たりのある方は、保険会社に相談してみましょう。
ただし、経年劣化によるものは対象外です。
⑤塗装シーズンを工夫する?
「梅雨時期や冬場は閑散期だから安くなるのでは?」と考える方もいますが、
最近は一年を通して需要があるため、大幅な割引は期待できないことが多いです。
むしろ、天候が不安定な時期は工期が延びるリスクもあります。
時期で値引きを狙うよりは、上記の①~④の方法を着実に検討する方がおすすめです。
要注意 安さだけで業者を選ぶと後悔する理由
相見積もりを取ると、中には驚くほど安い金額を提示してくる業者がいるかもしれません。
しかし、「安い!」と飛びつく前に、少し立ち止まって考えてみてください。
なぜそんなに安いのでしょうか?考えられる理由としては…
- 必要な工程(下地処理や3回塗り)を省いている
- 質の低い塗料を使っている(耐久性が低い、塗料を薄めすぎている)
- 経験の浅い職人が担当する
- 足場の設置期間が極端に短い
など、品質に関わる部分でコストカットしている可能性が高いです。
目先の安さに惹かれて契約してしまうと、「すぐに塗膜が剥がれてきた」「色ムラがひどい」
「保証があると言っていたのに対応してくれない」といったトラブルに繋がりかねません。
結局、数年で再塗装が必要になり、かえって高くついてしまう…なんてことも珍しくないのです。
外壁塗装は、決して安い買い物ではありません。
だからこそ、価格だけでなく、工事の質、担当者の信頼性、保証内容などを総合的に見て、
安心して任せられる業者を選ぶことが、何よりも大切だと私たちは考えています。
まとめ|信頼できる業者選びが成功の鍵
今回は、2025年最新版として、外壁塗装の費用相場や内訳、安く抑えるコツなどについて詳しくお話しさせていただきました。
- 坪数別の費用相場はあくまで目安。正確な金額は見積もりで確認。
- 費用は「足場代」「塗装費」「下地処理費」など様々な要素で構成される。
- 建物の状況、塗料の種類、業者によって費用は変動する。
- 費用を抑えるには、相見積もり、自社施工業者選び、助成金活用などが有効。
- 「安さ」だけで業者を選ばず、品質と信頼性を見極めることが重要。
外壁塗装は、大切なお住まいを長く、美しく保つための重要なメンテナンスです。
費用はもちろん大切ですが、それ以上に、10年後、15年後も
「あの時、しっかり塗装しておいて良かった」と思えるような、
満足のいく工事を実現することが一番だと考えています。
私たち浜翔ペイントでは、お客様一人ひとりのお住まいの状況を丁寧に診断し、
ご予算やご希望に合わせた最適なプランをご提案させていただきます。
もちろん、お見積もりやご相談は無料です。
「うちの場合は具体的にいくらかかるの?」
「どの塗料が合っているか相談したい」
「まずは家の状態をチェックしてほしい」
など、どんな些細なことでも構いません。
外壁塗装に関する疑問や不安があれば、どうぞお気軽に私たちプロにご相談ください。
お客様の大切なお住まいを守るお手伝いができれば幸いです。
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お見積もりは無料となっておりますので、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。