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屋根塗装について

屋根の防水塗装 その種類と費用、劣化サインまで浜翔ペイントが徹底解説!

屋根の防水塗装 その種類と費用、劣化サインまで浜翔ペイントが徹底解説!

こんにちは!横浜市・川崎市で外壁・屋根塗装を手がけている浜翔ペイントです。
浜翔ペイントは、神奈川県横浜市と川崎市を中心に、外壁や屋根の塗装、工事、雨漏り修理などを行っております。

「自宅の屋根、そろそろメンテナンスが必要かな?」
「屋根の防水塗装って聞くけど、どんな種類があるんだろう?」
「費用はどれくらいかかるの?」

大切なお住まいを守る上で、屋根のメンテナンスは非常に重要です。
特に、雨漏りを防ぐための防水塗装については、多くの方が疑問や不安をお持ちではないでしょうか。

この記事では、
「屋根の防水塗装について詳しく知りたい」
「どんな種類の防水塗装があるのか把握したい」
とお考えのあなたへ、
屋根の防水塗装の必要性から、具体的な種類、費用相場、
そして塗装が必要になる劣化のサインまで、わかりやすく解説していきます。

まず知っておきたい!防水塗装が必要な屋根とは?

防水塗装

そもそも、すべての屋根に同じような「防水塗装」が必要というわけではありません。

一般的な傾斜屋根との違い

多くの戸建て住宅で見られるような傾斜のある屋根(三角屋根など)は、屋根材そのものと、その下に敷かれている「防水シート(ルーフィング)」の二重構造で雨水の浸入を防いでいます。

 

そのため、一般的には屋根材の表面に特別な「防水塗装」を施す必要性は低いと言えます。

もちろん、屋根材自体の保護や美観維持のための塗装は重要です。

防水塗装が必須なのは陸屋根・屋上

一方で、防水塗装が特に重要となるのは「陸屋根(ろくやね・りくやね)」「屋上」のような、

傾斜がほとんどない、あるいは全くない平らな屋根です。

  • 陸屋根(ろくやね・りくやね)
    傾斜のない平面状の屋根のこと。
  • 屋上
    ビルやマンションなどで、人が出入りできるように整備された屋根スペースのこと。

これら平らな屋根は、傾斜屋根と異なり雨水が溜まりやすいため、塗装によるしっかりとした防水対策が不可欠なのです。

なぜ陸屋根・屋上には防水塗装が重要なのか?

では、なぜ陸屋根や屋上には防水塗装がそれほど重要なのでしょうか。

その理由は、雨水の浸入を確実に防ぐためです。

 

平らな屋根は、その表面にある「防水層」によって雨水の浸入を防いでいます。

この防水層は、直接露出している場合もあれば、保護コンクリートの下に隠れている場合もあります。

 

しかし、この防水層も紫外線や風雨にさらされることで、時間と共に劣化していきます。

例えば、ひび割れや穴あきなどが発生すると、そこから雨水が浸入し、やがて雨漏りを引き起こします。

さらに、陸屋根や屋上は構造上、雨水が溜まりやすいという特徴があります。

 

そのため、一度雨漏りが始まると、被害が一気に拡大しやすいのです。

結果として、建物の内装を汚したり、柱や梁といった構造材を腐食させたりして、建物の寿命を大きく縮めてしまう可能性があります。

 

したがって、定期的に屋根の表面に防水塗装を施し、防水層を健全な状態に保つこと、

あるいは再構築することが、建物を長持ちさせるために極めて重要になるのです。

屋根の防水塗装に使われる主な塗料の種類

陸屋根や屋上の防水塗装で一般的に用いられる塗料(防水材)には、主に以下の2種類があります。

  1. FRP(エフアールピー)防水
  2. ウレタン防水

どちらも耳にしたことがあるかもしれませんね。ここからは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

FRP防水

FRPとは、「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称です。

これは、ガラス繊維などの強化材とポリエステル樹脂を組み合わせて作られる防水層で、表面は硬く、光沢のあるガラスのような仕上がりになります。

 

特徴としては、軽量でありながら非常に強度が高く、耐熱性や耐水性、耐候性にも優れています。

た、浴槽やプール、貯水槽、さらにはボートの船体などにも使用されていることからもわかるように、水が溜まる場所の防水に適しています。

ただし、紫外線によって徐々に劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。

 

一般的に、耐用年数は10年~13年程度とされています。

ウレタン防水

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成する工法です。

 

硬化するとゴムのような弾力性を持つため、下地の動きやひび割れに追随しやすいという大きなメリットがあります。

この工法は、液体状の材料を使うため、複雑な形状の屋根や、突起物(設備基礎や脱気筒など)周りでも、継ぎ目のない均一な防水層を形成しやすいのが特徴です。

 

さらに、既存の防水層の上から重ね塗りできる場合も多く、改修工事にも適しています。用途も広く、屋上はもちろん、ベランダや廊下、階段など様々な場所で採用されています。

 

FRPと同様に、こちらの耐用年数も10年~13年程度が目安です。

気になる費用相場は?

防水塗装屋根の防水塗装にかかる費用は、施工内容によって大きく変わってきます。

主に、「トップコートのみの塗り替え」と「防水層からの塗り替え」の2パターンがあります。

  • トップコート
    防水層を紫外線や摩耗から保護するための仕上げ塗装。
  • 防水層
    建物への水の浸入を防ぐ本体部分。

 

トップコートのみの塗り替え費用

防水層自体の劣化が軽微で、主に表面保護層であるトップコートの劣化(色あせ、チョーキング、細かなひび割れなど)が見られる場合に行います。

比較的、早い段階(例えば5年ごとなど)でメンテナンスを行う場合の選択肢です。

防水塗料の種類 トップコートの塗り替え費用(/㎡あたり)
FRP 2,000円~3,000円
ウレタン 1,500円~2,500円

防水層からの塗り替え費用

防水層自体にひび割れや剥がれ、ふくれなどの劣化が見られる場合や、耐用年数(10年以上)が経過している場合に行います。

防水塗料の種類 防水層からの塗り替え費用(/㎡あたり)
FRP 6,000円~8,000円
ウレタン 5,000円~7,000円

 

※ご注意ください

  • 上記の費用相場には、足場の設置費用は含まれていません。
  • 施工面積が小さい場合は、単価が割高になる傾向があります。
  • ウレタン防水の場合、下地の状態によっては通気緩衝工法など、
    追加の工程が必要となり、費用が加算されることがあります。

正確な費用については、必ず専門業者に見積もりを依頼するようにしましょう。

▶浜翔ペイント 屋根塗装について

メンテナンス時期のサイン どんな症状が出たら要注意?

屋根の防水性能を維持するためには、劣化のサインを見逃さないことが大切です。

ここでは、どのような症状が見られたらメンテナンスを検討すべきか、具体的にご紹介します。

トップコートの塗り替えで対応できる可能性のある症状

以下のような初期の劣化症状であれば、トップコートの塗り替えで対応できる場合があります。

  • 表面の軽微なひび割れ・剥がれ
    防水層本体まで達していない、表面だけのダメージ。
  • 色あせ
    紫外線などにより、トップコートの色が薄くなっている状態。
  • チョーキング(白亜化)
    表面を手で触ると、白い粉が付着する状態。塗膜が劣化しているサインです。

これらの症状は、防水機能がすぐに失われるわけではありませんが、

放置すると劣化が進行し、やがて防水層本体にダメージが及ぶ可能性があります。

 

早めに対処することで、結果的にメンテナンス費用を抑えることにも繋がります。

 

防水層からの補修が必要な症状

次のような症状が見られる場合は、トップコートだけでは対応できず、防水層からの補修が必要となる可能性が高いです。

  • 水たまり
    雨が降った後、なかなか水が引かずに溜まっている状態。
    排水口(ドレン)の詰まりや、屋根の勾配不良が原因の場合もありますが、
    防水層の劣化も関係していることがあります。
  • ふくれ
    防水層が部分的に浮き上がり、膨れている状態。
    防水層の下に水分が侵入・蒸発することで発生します。
    放置すると破れて漏水に繋がります。
  • 防水層の深いひび割れ・破断
    防水層自体が切れていたり、下地からのひび割れが表面まで達している状態。
    雨漏りの直接的な原因となります。
  • 明らかな雨漏り
    すでに階下の天井などに雨染みや水滴が見られる状態
    これは、緊急性の高いサインです。

これらの症状は、建物の構造に深刻なダメージを与えかねません。

発見した場合は、速やかに専門業者に点検・診断を依頼しましょう。

適切な屋根防水塗装を選ぶためのポイント

さて、実際に防水塗装を行うとなった場合、どのような点に注意して選べばよいのでしょうか。

FRPとウレタン、どちらを選ぶべき?

まず、既存の防水層の種類を確認することが重要です。

もし既存がFRP防水でない場合、あるいは下地の状態に不安がある場合は、ウレタン防水をおすすめします。

 

なぜなら、ウレタン防水は様々な下地への対応力が高く、特に下地のひび割れなどに対応できる「通気緩衝工法」といった選択肢もあるからです。

また、一般的にFRP防水よりも費用を抑えられる傾向にあります。

トップコートか防水層補修かの判断基準

基本的には、前回の防水工事から10年以上経過している場合は、防水層からの補修を検討するのが一般的です。

 

逆に、10年未満であっても、防水層に目立つ劣化(ふくれ、深いひび割れなど)が見られる場合は、防水層からの補修が必要となります。

 

一方で、築年数が浅く、防水層の状態が良好であれば、トップコートの塗り替えでメンテナンスが可能です。

 

浜翔ペイントのおすすめは?

私たち浜翔ペイントとしては、施工の自由度や下地への追従性、コストパフォーマンスなどを考慮すると、多くの場合「ウレタン防水」をおすすめしています。

もちろん、お客様の建物の状況やご予算、ご要望に合わせて最適な工法をご提案いたします。

まとめ 適切な防水塗装で、大切なお住まいを雨水から守りましょう!

今回は、屋根の防水塗装について、その必要性から種類、費用、劣化のサインまで詳しく解説してきました。

  • 防水塗装が特に重要なのは、陸屋根・屋上などの平らな屋根。
  • 雨水が溜まりやすい構造のため、防水層の劣化は雨漏りに直結、建物の寿命を縮める原因となる。
  • 主な防水工法はFRP防水ウレタン防水の2種類。
  • メンテナンスは、トップコートの塗り替え(約5年ごと目安)と防水層からの改修(約10~13年ごと目安)がある。
  • 色あせやチョーキングは初期サイン、ふくれや深いひび割れ、雨漏りは早急な対応が必要なサイン

屋根の防水層は、目立たない部分ですが、お住まいを雨風から守る非常に重要な役割を担っています。

耐用年数は一般的に10~13年程度ですので、定期的な点検とメンテナンスを心がけることが大切です。

 

特に、防水層からの雨漏りは被害が急激に拡大することが多いため、劣化のサインを見つけたら放置せず、早期に専門家へ相談しましょう。

 

浜翔ペイントでは、経験豊富な専門スタッフが、お客様の屋根の状態を無料で診断し、最適な防水工事プランをご提案いたします。

「うちの屋根は大丈夫かな?」と少しでも気になった方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

大切なお住まいを長持ちさせるお手伝いができれば幸いです。

 

神奈川県横浜市・川崎市で外壁塗装を検討中の方は、ぜひ屋根・外壁塗装専門店の「浜翔ペイント」にご相談ください!

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