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外壁カバー工法で後悔!?メリットデメリットを知って失敗知らず

外壁カバー工法で後悔!?メリットデメリットを知って失敗知らず

「外壁カバー工法」は、張り替え工事よりも安く施工ができると人気のリフォーム方法です。
しかし、外壁カバー工法で検索すると「後悔」という文字が目に飛び込んできて不安になる…という方も多いのではないのでしょうか。

外壁カバー工法はコスパが良いとはいえ、金額は大きいので失敗するのは絶対に避けたいですよね。
後悔する原因にどのようなものがあるか先に知っておくだけで、後から「こんなはずじゃなかった」とミスマッチが起きるのを防ぐことができます。

本記事では、神奈川県横浜市・川崎市で外壁屋根塗装を手がける「浜翔ペイント」が、「外壁カバー工法で後悔する理由」について分かりやすく解説しました。

・外壁カバー工法をして後悔する理由
・外壁カバー工法の基礎知識
・外壁カバー工法のメリットとデメリット

などを詳しくご紹介しています。
外壁カバー工法にかかる費用相場もお伝えしているので、外壁リフォームを検討されている方はぜひ参考にしてください!

外壁カバー工法で後悔する5つの理由

外壁カバー工法で後悔する理由

 

早速、外壁カバー工法で後悔する理由に多く挙げられる5つの原因をご紹介していきます。

①下地が傷んでいるのに無理やり施工した

防水紙が劣化していたり下地が腐食しているにも関わらず、無理やり外壁カバー工法をしたパターンです。

 

外壁カバー工法は下地の補修ができないため、下地の傷みに気が付かないまま施工をして雨漏りに発展した…なんてことも。

また、下地の傷みが激しいと、新しい外壁材を施しても固定する力が弱く、地震などの大きな衝撃に耐えられなくなる可能性があります。

 

外壁カバー工法をするのであれば、下地に問題がないか事前にしっかりチェックすることが大切です。

対策

外壁カバー工法をするのであれば、施工前に業者による念入りな下地調査をしてもらいましょう。

修繕が必要であれば、その際に補修してください。

 

下地の傷み具合によっては外壁カバー工法で施工できないことがあるので、事前確認が必須です。

 

 

②直貼り工法で内部結露が発生

古い外壁の上に直接防水紙を張ってから新しい外壁を施工する「直貼り工法」を行うと、既存外壁と新しい外壁の間に内部結露が発生しやすくなります。

この直貼り工法は、サイディングボードが普及し始めたばかりの1990〜2000年代に行われていた手法です。

 

直貼り工法は外壁との間に隙間がなく、結露が発生しても水気を外に逃すことができません

そのため、湿気で塗装が膨れ上がったりカビが生えたりするトラブルが発生しやすくなります。

寒冷地では、結露で生じた水分が冬場に凍ってしまい、外壁材が破損することも。

 

現在は、「通気工法」と呼ばれる空気の通り道を設けるやり方を採用することが一般的です。

そのため、2000年以前に直貼り工法で外壁カバー工法を行った方が「後悔している」と感じている可能性が高いといえます。

対策

外壁カバー工法を行う際は、外壁と外壁の間にしっかりと湿気の逃げ道を作ることが大切です。

 

先ほどご紹介した「通気工法」は、サイディングボードと柱の間に胴縁を取り付けて隙間を設けます。

 

今では通気工法で施工をすることが当たり前になっていますが、不安な方は、どのように施工するのか念のために確認すると良いでしょう。

 

 

③住環境に適していない外壁材を採用した

塩害地域でサビに弱い外壁材を採用したり、雨量が多い地域で耐久性の弱い外壁材を選んだりと、住環境と合っていない外壁材で外壁カバー工法をして後悔するケースです。

 

これは、外壁カバー工法に限った話ではありませんが、その土地の環境に適したサイディングボードは何かをしっかりと見極める必要があります。

対策

サイディングボードはデザインだけで選ぶのではなく、以下のようにその土地に合ったものを採用することをおすすめします。

  • 塩害地域→サビに強い「樹脂系サイディング」
  • 降雨量が多く色褪せが気になる地域→高耐久な「エスジーエル鋼板」

「サイディングボードの種類が多くてどれを選べばいいかわからない」という方は、見積もりの際に業者に相談するのも1つの手です。

 

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④施工後に外観がチグハグになった

外壁カバー工法で施工した後に家屋の全体像を確認したら、屋根や玄関周りの色が新しい外壁材と合っておらず、チグハグになって後悔するパターンです。

 

外壁リフォームは、外壁の色味をガラッと変えて家屋のイメージチェンジを図る良い機会です。

しかし、屋根や付帯部(窓枠や雨樋など)との色の組み合わせを考慮しないと、全体がごちゃごちゃした印象になる場合があります。

対策

外壁カバー工法を依頼する際は、家屋全体のデザインを配慮して外壁材を選びましょう

 

その際、外壁リフォームについて熟知しているプロの業者に相談するのもおすすめです。

 

■関連記事

屋根塗装の色で後悔しない!上手な色選びのコツ5選

⑤悪徳業者に依頼してしまった

悪徳業者に外壁カバー工法を依頼をしてしまい、後悔するケースです。

 

訪問営業で突然家にやってきて、

 

外壁カバー工法なら安く施工できる

今日契約したら割引する

 

などといい、破格の値段を提案してくる業者には注意しましょう。

 

 

外壁が劣化していて、今すぐ工事しないと危ない

契約するまで帰らない

 

と、不安を煽って即決を迫る営業マンは、確実に悪徳業者です。

 

工事後に、追加工事が必要になったと言って高額な工事費用を請求されたり、手抜き工事をされたのに施工後連絡が取れなくなったりするようなトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

対策

全ての訪問営業が悪徳業者というわけではありませんが、はじめから「訪問営業が来ても対応しない」と決めておくことで悪徳業者に引っ掛かるリスクを減らせます。

 

また、訪問営業を招き入れてしまったとしても、即決は禁物です。

営業マンには一旦帰ってもらい、家族や知人に相談してから依頼するかどうかを決めるようにしてください。

無理やり家に居座ろうとするようであれば、警察を呼ぶのも1つの手です。

 

■関連記事

【外壁塗装】悪徳業者を見抜く方法は!?手口と対処法をご紹介

外壁カバー工法の基礎知識

 

ここでは、外壁カバー工法とは何かについて解説いたします。

外壁カバー工法とは

外壁カバー工法」は、新しい外壁材を既存の外壁材の上に張り付けるリフォーム方法です。

 

既存外壁を撤去する手間がない分、外壁材を一掃する「張り替え工事」よりも安価に施工できるのが魅力の1つとなっています。

外壁カバー工法に使えるサイディング

外壁カバー工法には、軽量な以下の2つのサイディングボードがおすすめです。

  • 金属サイディング
  • 樹脂サイディング

外壁カバー工法は外壁が二重になるため、その分重量が増えてしまいます。

そのため、できるだけ軽いサイディングを採用した方が家屋に負担がかかりにくくなるのです。

金属サイディングの種類

 

一言で金属サイディングといってもさまざまで、以下のような種類があります。

  • ガルバリウム鋼板→サビに強く耐久性に優れている
  • エスジーエル鋼板→ガルバリウム鋼板の1ランク上の素材
  • アルミサイディング→サビに強く防水性に優れている

なお、樹脂サイディングは施工が難しく、取り扱える業者がまだ少ないため、金属サイディングを使用するケースが多くなっています。

 

住環境や予算と照らし合わせながら、ご自宅にしっくりくるサイディングボードを選びましょう。

 

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外壁カバー工法の3つのメリット

外壁カバー工法のメリット

 

ここでは、外壁カバー工法のメリットを3つご紹介します。

①張り替え工事より工期が短い

既存の外壁材を撤去・処分する手間がかからない外壁カバー工法は、張り替え工事よりも短期間で施工できるのが魅力です。

 

工期の目安は、以下のようになっています。

  • カバー工法2〜3週間
  • 張り替え工事→4週間前後

カバー工法の方が、張り替え工事より1週間ほど短い期間でできることがわかります。

 

業者の出入りがあることが苦手な方や作業音が気になる方など、なるべく早く完成させたい人には、外壁カバー工法はおすすめです。

②施工費用が張り替え工事より安い

張り替え工事より工数が少ない外壁カバー工法は、張り替え工事よりも安い価格で施工できます

 

それぞれの価格の目安は、以下のようになっています。

  • 外壁カバー工法150〜200万円
  • 張り替え工事→180〜280万円

下地の劣化が進行しておらず、できるだけ安価に施工したい、という方にも外壁カバー工法は選ばれています。

③遮音性・断熱性が向上する

外壁カバー工法を行うと、外壁が二重になるため、遮音性と断熱性の向上が期待できます

 

車通りの音が気になる方や、夏場と冬場を今よりも快適に過ごしたい、という方にもおすすめのリフォーム方法です。

外壁カバー工法の3つのデメリット

外壁カバー工法のデメリット

 

外壁カバー工法で後悔しないよう、デメリットについても解説しました。

実際に依頼をする前に、ぜひこちらもチェックしてみてください。

①下地が劣化していたら施工不可

外壁カバー工法は、下地の傷みがひどい場合、施工することができません

既存外壁をそのまま残すので、下地の補修ができない施工方法だからです。

 

カバー工法で施工するつもりでいても、実際に業者が下地の状況を確認したら施工できる状態ではなかった、というケースも大いにありえます。

下地の劣化具合によっては、外壁カバー工法による施工を断られることがあると念頭に置くようにしてください。

②耐震性が下がるリスク

外壁カバー工法は外壁が二重になるので、家屋全体の重量が増す分、耐震性に影響が出ることがあります

 

軽量な金属サイディングなどを選べば問題ありませんが、重量のある窯業系サイディングはおすすめできません。

③デザインの種類が少ない

外壁カバー工法に推奨されている金属サイディングや樹脂系サイディングは、窯業系サイディングと比較するとデザインの種類が少なめです。

 

たくさんのデザインの候補の中からこだわって選びたいという方には、物足りないと感じられるかもしれません。

外壁カバー工法の費用の目安

 

外壁カバー工法の費用相場は、150〜200万円ほどです。

施工価格は、外壁の面積や使用するサイディングボードの種類によっても大きく変わってきます。

 

サイディングボードの種類別に材料費の目安を、以下にまとめました。

 

サイディングボードの種類 材料費の目安
ガルバリウム鋼板 9,000円〜/m2
エスジーエル鋼板 10,000円〜/m2
アルミサイディング 11,000円〜/m2
樹脂系サイディング 約8,000円〜/m2

 

施工価格に定価は存在せず、業者ごとに大きく異なるものです。

時間に余裕がある方は、ぜひ複数社に相見積もりを取り、価格や工事内容を見比べてみてください

 

外壁カバー工法で後悔をしないためにも、1社だけを見て決めてしまわず、信頼できる業者を探すことも重要なポイントです。

 

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まとめ

 

今回は、「外壁カバー工法で後悔する理由」について詳しくお伝えしました。

外壁カバー工法で後悔してしまう原因には、以下のようなものがありました。

  1. 下地が劣化しているのに施工した
  2. 直貼り工法で内部結露が発生した
  3. 住環境に合っていない外壁材を使用した
  4. 屋根や付帯部との色合わせが不十分で、外観がチグハグになった
  5. 悪徳業者に依頼した

外壁カバー工法は、張り替え工事と違って下地の補修ができません。

下地の劣化が進んでいたら、外壁カバー工法による施工はできないので注意してください。

 

 

外壁リフォームを成功させるには、信用できる業者を見つけることも大切です。

神奈川県横浜市・川崎市の屋根・外壁塗装専門店「浜翔ペイント」では、無料でお見積りをお受けしております!

外壁の色褪せやひび割れなど、劣化症状でお悩みの方は、ぜひLINEでお気軽にご相談ください。

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