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修理補修について

外壁のひび割れは危険!?原因と補修方法を徹底解説

外壁のひび割れは危険!?原因と補修方法を徹底解説

モルタルやコンクリート、窯業系サイディングの外壁にひび割れを発見し、「ドキッ」としたことはありませんか?

外壁のひび割れにも、緊急性の低いものから早急に補修が必要なものまで、度合いがさまざまあります。
自宅のひび割れはすぐに修理が必要なのか、気になるところですよね。
また、できることならDIYで修理をして安く済ませたいと考える方も多いのではないのでしょうか。

そこで今回は、神奈川県横浜市・川崎市で外壁屋根塗装を手がける「浜翔ペイント」が、「外壁のひび割れ」について詳しく解説しました。

・外壁にひび割れが入る主な原因
・ひび割れの程度
・ひび割れの修繕方法

などについてお伝えしています。

記事の最後に、DIYで補修が可能かどうかについても言及しました。
外壁のひび割れが気になっている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

外壁にひび割れが入る4つの原因

外壁にひび割れが入る原因

 

一言で「外壁のひび割れ」といっても、その要因はさまざまです。

 

はじめに、外壁のひび割れによくある4つの原因を詳しくご紹介していきます。

①外壁塗装の劣化

外壁塗装の塗膜が劣化して、塗装の表面に微細なひび割れが入る現象です。

 

外壁塗装は、日々紫外線や雨風の影響を受けて少しずつ劣化するもの。

 

塗装の劣化で防水性が落ち、外壁材の膨張収縮による動きに耐えられなくなると、表面にひび割れが見られるようになります。

 

修理の緊急性は高くありませんが、早めに対処すれば塗装メンテナンスでひび割れを目立たなくすることが可能です。

②外壁塗装の施工不良

外壁塗装の際に施工不良があると、外壁にひび割れが生じることがあります。

外壁塗装をしてから1年以内に塗膜にひび割れが生じたら、施工不良を疑ってください

 

外壁塗装は、「下塗り→中塗り→上塗り」の3回に分けて塗料を塗り重ねるのが一般的です。

一度外壁に塗料を塗布したら、次の塗料を重ねる前に、しっかりと規定の乾燥時間を置く必要があります。

 

乾燥が十分でないと、塗料がうまく密着せず、色むらができたりひび割れが起きたりといった施工不良に繋がるのです。

 

また、外壁材に適していない塗料を使用した場合も、ひび割れが起きる原因に。

ひび割れが起こりやすいモルタル外壁には、専用の弾性塗料を使用するなど、外壁材に応じた塗料を選ばなければなりません。

 

もしも外壁塗装をしてからすぐにひび割れが出始めたら、施工をした業者に相談してください。

③車や電車の振動

道路や線路沿いの家屋は、車や電車が通る時の振動で家がわずかに揺れ、ひび割れに発展することがあります

 

車通りの多い大きな道に面していたり、線路沿いにお住まいがあったりする方で、築年数が経過している場合は、定期的にひび割れが起きていないが確認すると良いでしょう。

④地震の揺れ

大きな地震が発生した衝撃で、外壁材や外壁内部にまでひび割れが生じるケースです。

 

地震が原因で大きなひび割れが発生したら、すぐに修理業者に点検・修理を依頼してください。

地震保険に加入している方は、被害の規模によっては保険金が下りることもあります。

外壁のひび割れの種類

外壁のひび割れには、軽微なものからすぐに修理が必要なものまで、症状の程度に種類があります。

ひび割れの幅がどれくらいあるかで対応が変わってくるので、ぜひこちらもチェックしてください。

 

なお、ひび割れの大きさは、ホームセンターで販売されている「クラックスケール」を用いると簡単に測定できます。

ヘアークラック:緊急性は低い

 

ヘアークラック」と呼ばれる軽いひび割れは、修理の緊急性が低く、すぐに対処する必要はありません。

 

ヘアークラック 幅0.3mm以下/深さ4mm以下
・髪の毛のように細い・外壁塗装の表面のひび割れ
原因 ・紫外線や風雨による塗装の経年劣化

・外壁材の膨張収縮  など

メンテナンスの緊急性 ・低い

 

ヘアークラック程度であれば、すぐに家屋の耐久性に支障が出るというわけではないため、しばらく様子を見ても大丈夫です。

 

外壁塗装が劣化したり、外壁材が膨張収縮を繰り返したりすることで、塗装の表面にひびが入ります。

 

ヘアークラックは、時が経つにつれて大きくなることもあるので、症状が進行していないかこまめに確認してください。

 

また、早い段階で補修をすれば、被害拡大を防ぐことができて安心です。

構造クラック:業者による修理補修が必要

ひび割れの幅が広いものは「構造クラック」と呼ばれ、家屋の構造自体にひび割れが生じている可能性があります。

構造クラックを見つけたら、早急に修理業者による修理補修を受けるようにしましょう。

 

構造クラック 幅0.3mm以上/深さ4mm以上

・外壁内部でひび割れが生じている可能性がある

原因 ・地震による衝撃

・車や電車が通る振動

・地盤沈下

・建築時の施工不良  など

メンテナンスの緊急性 ・高い

 

構造クラックが発生していると、雨水が外壁内部に入り込みやすくなり、家屋の劣化スピードを進めてしまいかねません。

 

放っておくと、ひび割れ箇所の範囲が大きくなる恐れがあるため、なるべく早く修理補修をすることをおすすめします。

 

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外壁のひび割れを放置するとどうなる?

 

外壁がひび割れたまま放置すると、横殴りの雨が発生した際に雨水が外壁内部に侵入しやすくなります。

 

雨水が外壁内部に入り込むと、防水紙や木材が湿って、カビやシロアリが発生することも。

もちろん、家屋全体の耐久性も低下する恐れがあります。

 

ひび割れがあると家屋の見た目も悪くなってしまうので、大きなひび割れに気付いた時点で修理業者に相談するようにしてください。

 

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外壁のひび割れの修理方法

 

ここからは、外壁のひび割れの主な補修方法をご紹介していきます。

外壁塗装

ヘアークラックのような微細なひび割れであれば、外壁の塗り替え塗装で十分対応が可能です。

 

塗料材には、弾性に優れた製品を使用します。

弾性塗料であれば、外壁の動きに塗膜が付いていけるので、再度ひび割れが発生するのを抑制することができます。

 

ひび割れだけでなく、外壁全体の色褪せや、触れると手に白い粉のようなものがつくチョーキング現象が起きていたら、外壁塗装を検討することをおすすめします。

 

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シーリング剤の充填

シーリング剤でひび割れの隙間を埋めるやり方です。

こちらも、ヘアークラックのような軽度のひび割れに有効な方法となっています。

 

シーリング剤はホームセンターで手に入るためDIYも可能です。

しかし、ひび割れの跡を綺麗に隠すには、仕上げ塗装が必須となります。

 

美しい仕上げを目指すのであれば、プロの外壁塗装業者に依頼しましょう。

 

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Uカットシール充填工法

Uカットシール充填工法」は、構造クラックのように程度の大きいひび割れに対して行います

 

専用のグラインダーでひび割れ箇所にU字の溝を掘り、シーリング剤を充填するやり方です。

 

Uカットシール充填工法の工程は、以下のようになっています。

  1. ひび割れに沿ってU字にカットする
  2. 綺麗に清掃
  3. プライマー(下塗り材)を塗布
  4. プライマーを乾燥させる
  5. シーリング剤を充填
  6. 補修跡が目立ちにくくなるよう、肌合わせ塗装を行う

あえて深い溝を作り、ひび割れ箇所よりも広い範囲に弾性に優れたシーリング剤を打つことで、ひび割れの再発を防ぐ目的があります。

補修費用の目安

 

ひび割れ補修の費用相場は、以下のようになっています。

 

費用の目安
外壁塗装 60万円〜
シーリング剤の充填 500〜900円/m
Uカットシール充填工法 2,000円/m 前後

 

施工費用は、ひび割れの程度や補修面積、扱う外壁材によって変わってきます

 

現在は、無料で見積もりサービスを行う業者も多いので、価格の詳細を知りたい方は複数社に相見積もりを取ってみてください。

 

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外壁のひび割れに火災保険・地震保険は使える?

 

外壁のひび割れ補修も、安くできるに越したことはありませんよね。

修理に火災保険や地震保険の保険金が下りるかどうかは、気になるところではないでしょうか?

 

ここでは、外壁のひび割れに保険が適用されるかどうかを解説しています。

火災保険:自然災害による被害が対象

火災保険」は、自然災害が原因でできたひび割れであれば適用される可能性があります。

 

例えば、台風発生時の強風で瓦が外壁にぶつかり、ひび割れが発生したようなケースです。

 

経年劣化でできたひび割れには、火災保険は適用されないため注意してください。

なお、火災保険は災害発生日から3年以内であれば、過去の被害も申請が可能です。

 

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地震保険:地震の衝撃で発生した被害が対象

地震による揺れが原因でひび割れが起きた場合、「地震保険」の保険金が下りることがあります

 

地震保険は地震による被害を対象とした保険のことで、加入するにはまず火災保険に入る必要があります。

 

地震保険の対象となる破損は、地震発生日から10日以内のものであることが条件です。

あまりにも日数が経ちすぎていると、被害が地震によるものかどうかが分からなくなるため、期限が短めに設定されています。

 

また、あまりにも被害が小さい場合は対象外となる場合があり、100%保険金が下りるわけではないため注意してください。

 

参考:財務省「地震保険制度の概要」

外壁のひび割れ補修は自分でできる?

 

外壁のひび割れ補修は、軽微なものであったとしても、プロに依頼した方が無難です。

 

ヘアークラック程度ならDIY補修も不可能ではありません。

しかし、シーリング剤にもさまざま種類があり、一般の方が外壁材に適したものを見つけるのは難しくなっています。

 

また、DIYによる補修では、外壁内部に傷みが生じていたとしても気がつくことができません

外壁内部の劣化に気づかないまま自分でひび割れを直してしまうと、さらに長期間劣化を放置してしまうことになります。

 

補修跡が目立たないよう綺麗に仕上げるのも至難の業なので、ひび割れ補修は修理業社に依頼するようにしてください。

 

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まとめ

 

今回は、「外壁のひび割れ」について詳しくお伝えしました。

 

ひび割れの種類には、大きく以下の2つがありました。

  • ヘアークラック:塗装表面のひび割れ(幅0.3mm以下・深さ4mm以下)
  • 構造クラック:外壁内部で生じているひび割れ(幅0.3mm以上・深さ4mm以上)

ひび割れが起こる原因には、外壁塗装の劣化や振動などさまざまなものがあります。

ひび割れの大きさによって補修方法は異なるため、ひび割れが気になったらまずは修理業社に相談するようにしてください。

 

 

 

外壁塗装のひび割れにお悩みの方は、ぜひ神奈川県横浜市・川崎市の屋根外壁塗装専門店「浜翔ペイント」にご連絡ください!

ひび割れ補修は、徹底した現場調査と、症状にあった補修を行うことが重要なポイントです。

「このひび割れは修理が必要なのか分からない」というような些細な疑問にもお答えいたします。

 

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