NEW
その他
【放置はNG？】外壁のコケ・カビを綺麗に掃除する方法
外壁に生えるコケ・カビは、遠くからでも目立つものです。
見た目にも悪いだけでなく、外壁の防水性の低下につながるなど、放置をしていても良いことはありません。
「できることなら、症状が軽いうちに自分でなんとかしたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
ただ、外壁の掃除は日常的に行うものではないので、掃除の際に準備すべきものや手順などが分からないとお困りの方も多いはず。
そこで、本記事では、神奈川県横浜市・川崎市で外壁屋根塗装を手がける「浜翔ペイント」が、「外壁のコケ・カビの掃除」について詳しく解説しました。
・外壁にコケ・カビが生える原因
・放置する危険性
・自分でできる外壁のコケ・カビの落とし方
などをお伝えしています。
業者に掃除を依頼した場合の価格の相場や、外壁のコケ・カビを予防する方法もご紹介しました！
外壁のコケ・カビの症状にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
外壁にコケ・カビが発生するのはなぜ？
外壁にコケ・カビが発生する原因には、以下のようなものがあります。
- コケ・カビが生えやすい環境
- コケ・カビが生えやすい外壁材を使用している
- 外壁の塗装が劣化している
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
コケ・カビが生えやすい環境
コケ・カビは湿気の多い場所が大好きです。
特にカビは、日光が差し込まない日当たりの悪い場所に生えやすくなっています。
以下のような立地や住環境は、外壁にコケ・カビが生えやすいので注意が必要です。
- 田んぼ・川・池など、水辺がそばにある
- 山に面している
- 雨が多い地域
- 高い塀に囲まれていて風通しが悪い など
田んぼや川などのそばは湿気が多く、コケ・カビが生えやすい環境です。
また、山に面していて樹木がそばにあると、飛んできたコケの胞子が外壁に付着しやすくなります。
コケ・カビが生えやすい外壁材
さまざまある外壁材のなかでも、以下のようにデザイン性のある外壁材は、コケ・カビが生えるリスクが高いといえます。
- モルタル外壁
- コンクリート外壁
- タイル・レンガ調など、デザインのある窯業系サイディング
- リシン塗装の外壁
- スタッコ塗装の外壁
コケ・カビは、外壁材に付着した汚れを栄養分にして繁殖します。
以上に挙げた外壁材はいずれも立体感がありおしゃれではありますが、溝に汚れが溜まりやすくコケ・カビが発生しやすい環境でもあるのです。
立体感のあるデザインの外壁材を選ぶのであれば、こまめな外壁の掃除が大切です。
外壁の塗装の劣化
コケ・カビの発生は、外壁の塗膜の劣化も要因のひとつです。
コケ・カビが生えるということは、塗膜の防水性が損なわれている証拠。
コケ・カビが広範囲に見られるようになったら、外壁塗装の塗り替えを検討しましょう。
▶︎神奈川県横浜市・神奈川市で屋根・外壁塗装をするなら「浜翔ペイント」
コケとカビは何が違う？
見た目がよく似ており、広範囲に広がりやすい性質があるコケとカビ。
しかし、両者には以下のような違いがあります。
| 種類 | 色 | 特徴 | |
| コケ | 植物 | 緑色（枯れると茶色に） |
|
| カビ | 菌類 | 黒・白・黄色など、色が豊富 |
|
コケは植物、カビは菌類なので、繁殖の仕方が全く異なります。
カビは、繁殖に日光の力を必要としないので、日当たりの悪い場所に発生した汚れはカビの可能性が高くなります。
コケ・カビを放置するとどうなる？
外壁のコケやカビの汚れは、放っておいても自然になくなることはありません。
放置をすることで外観を損ねるだけでなく、外壁材自体を傷めてしまう場合も。
コケ・カビは雨水を保水するため、広範囲に発生すると、外壁材が湿った状態が長く続くことになります。
外壁材に雨水が吸収されやすくなり、外壁内部の腐食につながる恐れも。
また、サイディングの目地部分に施されているコーキングの劣化スピードも早くなってしまいます。
コケ・カビの根が深く張ると、自力で掃除をすることが難しくなってしまいます。
外壁の健康を守るためにも、こまめな掃除や業者によるメンテナンスが必要です。
自分でできる外壁のコケ・カビの落とし方
DIYでできるコケ・カビの洗浄方法として、以下の2つがあります。
- 布やスポンジで掃除する
- 家庭用高圧洗浄機を使用する
それぞれについて見ていきましょう。
布やスポンジで掃除する
柔らかい布やスポンジで優しくこすり洗いするやり方です。
掃除をする際は、以下の道具を用意してください。
■必要なもの
- ゴム手袋
- マスク
- メガネorゴーグル
- 柔らかい布or長い柄のついたスポンジ
- 中性洗剤
中性洗剤をつけた布やスポンジで、コケ・カビの汚れが気になる部分を落としていきます。
このとき、力をかけないよう優しく行うことがポイントです。
強い力で外壁をこすると、塗膜が傷んで剥がれなどの不具合を引き起こす場合があります。
中性洗剤で掃除したら、最後はホースで水をかけて終了です。
コケ・カビの根が深く張っていて取りきれない場合や、2階部分などの高所に発生している場合は、無理をせず業者に掃除を依頼するようにしてください。
家庭用高圧洗浄機を使用する
ドイツ生まれの家庭用高圧洗浄機「ケルヒャー」などを使用して、外壁のコケ・カビを除去することも可能です。
ノズルから高水圧で放水するので、手軽に汚れを落とすことができます。
ただ、高圧洗浄機を使用した外壁の掃除は、水圧の調整が難しく、あまりおすすめはできません。
高い水圧で長時間水を当て続けると、塗装やコーキングを傷めてしまう可能性があるのです。
万が一、外壁表面の塗膜が剥がれると、下地が雨水を吸収しやすくなり、外壁材自体が損傷しかねません。
頑固なコケ・カビの汚れは自分でなんとかしようとせず、業者に相談した方が無難です。
▶︎神奈川県横浜市・川崎市の屋根・外壁塗装なら「浜翔ペイント」
外壁のコケ・カビ掃除を業者に頼んだ方がいいケース
以下のような場合は、DIYで外壁のコケ・カビを掃除するのではなく、業者に頼むことをおすすめします。
- 布やスポンジで拭いても汚れが落ちない
- 2階や屋根付近など、場所が高所にあたる
- 外壁全体にコケ・カビが発生していて広範囲
先にもお伝えしたとおり、無理に汚れを取ろうとして外壁に強い力をかけると、塗膜を傷めてしまいかねません。
また、ハシゴを使用して高所を掃除するのは、転落の可能性があり大変危険です。
怪我をしてしまっては本末転倒なので、外壁塗装の専門業者に掃除をお願いしてください。
業者に掃除を依頼すれば、コケ・カビを徹底的に退治できる「バイオ洗浄」を行うことも可能です。
特殊な洗剤でコケ・カビを分解して綺麗に洗い流すので、効果はテキメン。
一般的な外壁の洗浄よりも価格は高めではありますが、コケ・カビの生えやすい場所にお住まいの方は、バイオ洗浄を検討しても良いでしょう。
■関連記事
外壁のコケ・カビ掃除を依頼した際の費用相場
外壁のコケ・カビ掃除を業者に依頼した場合の、費用の目安は以下のようになっています。
| 洗浄方法 | 費用相場 |
| ノーマルな高圧洗浄 | 200〜300円/m2（2〜4万円） |
| バイオ洗浄 | 500〜800円/m2（3〜6万円） |
足場の架設が必要な場合、施工費用にプラスして20万円前後の足場代が発生します。
施工価格は、掃除をする範囲や方法などによって変わってくるものです。
複数者に見積書の作成を依頼して、内容や価格を見比べてみることをおすすめします。
コケ・カビの発生を予防する4つのコツ
ここからは、外壁にコケ・カビが付着するのを未然に防ぐための、ちょっとしたコツを4つお伝えします。
ぜひ、日々のお手入れやリフォームの際の参考にしてください。
①こまめに掃除をする
コケ・カビの繁殖を防ぐには、やはりこまめに掃除をすることが大切です。
月に1回を目安に外壁の状態を確認し、必要に応じて布やスポンジを使用して優しく洗うようにしてください。
②風通しをよくする
外壁面の周囲の風通しをよくすることも、コケ・カビが増えるのを防ぐために大変有効です。
外壁の側にタイヤや自転車などの荷物が置いてある場合は物置などにしまい、外壁に風がよく当たるようにしましょう。
③暗めの色に塗り替える
外壁の塗装メンテナンスを行う際に、暗い色に塗り替えるのもおすすめです。
白やライトベージュなどの明るい色は、どうしてもコケ・カビが生えた時に目立ってしまいがち。
チャコールグレーや濃いブラウンなど、トーンを抑えた色に変えることによって、黒や緑色をしたコケ・カビの存在が目立ちにくくなります。
塗り替え塗装のタイミングで、コケ・カビが見えにくい色味を業者に聞いてみるのも良いでしょう。
④防カビ・防藻性の高い塗料でメンテナンス
外壁塗装の際に、防カビ・防藻性に特化した塗料を選ぶのも1つの手です。
自浄作用が高い塗料は、雨水で汚れを自然に洗い流すことができるので、コケやカビの栄養分となる埃などの汚れが外壁に付着しにくくなります。
徹底的にコケ・カビの発生を防ぎたいなら、「光触媒塗料」もおすすめです。
光触媒塗料には、太陽光に反応してコケの胞子を浮かび上がらせる作用があります。
コケが繁殖する前に、胞子が雨水と一緒に洗い流されるので、コケ・カビの繁殖を効率的に防ぐことができるのです。
防カビ・防藻性の高い塗料を使用することで、日々のお手入れも楽になるので、コケ・カビ対策を行いたい方はぜひ検討してみてください。
▶︎神奈川県横浜市・川崎市で屋根・外壁塗装をするなら「浜翔ペイント」
まとめ
今回は、「外壁に生えるコケ・カビ」について詳しくお伝えしました。
コケ・カビが生えやすい環境に、以下のようなものがありました。
- 水辺のそば
- 山に面している
- 凹凸のある外壁材を使用している など
コケ・カビが気になる場合は、月に1度ほど中性洗剤を付けた布やスポンジで優しく洗ってあげましょう。
頑固な汚れや高所に生えたコケ・カビを無理に除去しようとすると、外壁を傷めたり高所から落下したりするリスクがあるので、DIYでは難しいと感じたら業者に掃除を依頼するようにしてください。
神奈川県横浜市・川崎市で外壁のコケやカビの汚れにお悩みの方は、ぜひ屋根・外壁塗装専門店の「浜翔ペイント」にご相談ください！
ベテランの自社スタッフが、大切なご自宅の外壁をしっかりお掃除いたします。
防カビ・防藻性の高い塗料を使用した塗装メンテナンスのご提案も可能です。
ご興味のある方は、ぜひ無料のLINEお見積もりサービスをご利用ください。
